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御嶽山、噴火警戒レベル2に引き上げ

2022年2月23日、気象庁が、御嶽山の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。
       
御嶽山(おんたけさん)は、長野県と岐阜県の県境に位置する標高3067mの火山。2014年9月に噴火し(水蒸気爆発)、山頂付近にいた登山客が巻き込まれ、死者58名、行方不明者5人、負傷者約70名となる戦後最大の火山噴火事故を起こしています。
   
23日14時15分頃から御嶽山では火山性地震の増加がみられています。気象庁は火山活動が高まっている可能性があるとし、同日、火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から、2(火口周辺規制)に引き上げました。
  
火口から概ね1kmの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒を。
      

   
【御嶽山の噴火2014】
   
2014年9月27日11時53分、御嶽山(長野県、岐阜県)が噴火。噴煙は南側斜面を約3キロメートル、流れ下りました。
    
同日は土曜日ということもあり、多数の登山者が御嶽山を訪れていました。そのため、死者58名、行方不明者5人、負傷者約70名という戦後最悪の火山噴火事故になりました。
      
気象庁は、同日12時36分、火口周辺警報を発表。噴火警戒レベルを1(平常)から3(入山規制)に引き上げました。
   
その後、火山活動は低下し、2015年6月に警戒レベルが2へ、2017年8月に警戒レベルが1へ引き下げられました。
ニュースINDEX.2022年2月下旬
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