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ウクライナからの撤収、露大使に申し入れ

2022年2月24日、林外務大臣がロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシア大使に申し入れを行いました。

24日、ロシア軍がウクライナに侵攻しました。
   
この侵攻を受け、同日、林外務大臣がミハイル・ユーリエヴィチ・ガルージン駐日ロシア大使を召致し、侵攻はウクライナの主権を侵害する国際法違反であり、強く非難することを伝えました。
   
また、直ちにウクライナへの侵攻をやめ、ロシア国内に撤収するべきであると申し入れました。さらに民間人、外国人の安全が無条件に守られるべきであると申し入れました。
   

    
▮ ウクライナ情勢
   
ウクライナは、東にロシア、西にハンガリー、ポーランド、ルーマニア、北にベラルーシ、南は黒海に面する東ヨーロッパの国。人口は4千万人強で、主な民族はウクライナ人(78%)とロシア人(17%)です。
   
1991年、ソ連邦崩壊により独立し、民主主義国家となるも、民族対立(ウクライナ人とロシア人)が続いています。また、ウクライナにいるロシア人をロシアが支援し、ウクライナとロシアの対立ともなっています。
   
2021年12月以降、ウクライナ国境周辺地域でのロシア軍の増強により、緊張状態が高まりました(ロシアがウクライナに侵攻する可能性が高くなりました)。
    
民主主義国家となったウクライナは、西側(EU)の一員になることを望んでいますが、ウクライナからロシアの首都・モスクワまでの距離は約500kmです。ウクライナが西側の一員になると、ロシアは俗に「首にナイフを突きつけられた形」となります。それを阻止するための侵攻とみられています。
   
2022年2月21日、ロシアのプーチン大統領が、ロシア人が多く住むウクライナ東部(ドネツク人民共和国、ルハンスク人民共和国と呼ばれる地域)の「独立」を承認しました(国際法違反)。

2022年2月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻しました。現在、ウクライナ各地で激しい戦闘が発生しています。
ニュースINDEX.2022年2月下旬
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