くにゅーニュース(Qnewニュース)
    ホーム    
ロシアに制裁措置、ビザの停止など

2022年2月25日、政府はロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシアに対する制裁措置を決めました。

24日、ロシア軍がウクライナに侵攻しました。これを受け、同日開催されたG7首脳テレビ会議で、G7が連携してロシアに対し、厳しい経済・金融制裁を科すことになりました。
   
25日、政府はロシアの関係者に対して、入国査証(ビザ)発給停止、ロシアの関係者が持つ資産の凍結、ロシアの3つの銀行(開発対外経済銀行、 Promsvyazbank、Bank Rossiya)の資産凍結、ロシアの軍事関連団体への輸出などに制裁を行うことを決めました。
   
また、措置に必要な国内手続について、早急に行うことも明らかにしました。
   

    
▮ ウクライナ情勢
   
ウクライナは、東にロシア、西にハンガリー、ポーランド、ルーマニア、北にベラルーシ、南は黒海に面する東ヨーロッパの国。人口は4千万人強で、主な民族はウクライナ人(78%)とロシア人(17%)です。
   
1991年、ソ連邦崩壊により独立し、民主主義国家となるも、民族対立(ウクライナ人とロシア人)が続いています。また、ウクライナにいるロシア人をロシアが支援し、ウクライナとロシアの対立ともなっています。
   
2021年12月以降、ウクライナ国境周辺地域でのロシア軍の増強により、緊張状態が高まりました(ロシアがウクライナに侵攻する可能性が高くなりました)。
    
民主主義国家となったウクライナは、西側(EU)の一員になることを望んでいますが、ウクライナからロシアの首都・モスクワまでの距離は約500kmです。ウクライナが西側の一員になると、ロシアは俗に「首にナイフを突きつけられた形」となります。それを阻止するための侵攻とみられています。
   
2022年2月21日、ロシアのプーチン大統領が、ロシア人が多く住むウクライナ東部(ドネツク人民共和国、ルハンスク人民共和国と呼ばれる地域)の「独立」を承認しました(国際法違反)。

2022年2月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻しました。現在、ウクライナ各地で激しい戦闘が発生しています。
ニュースINDEX.2022年2月下旬
★政治・国際
『ロシア』
風景
    ページのトップへ