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輸入小麦の価格、17.3%引き上げ

2022年3月9日、農林水産省が輸入小麦・政府売渡価格の改定を発表しました。
     
コメとともに日本の主食となっている小麦は、消費量の86%をアメリカなど同盟国からの輸入に頼っています。政府は海外に依存している小麦の安定供給のため、輸入小麦を一括して買い付け、買い付け後、国内の企業に売り渡しています。
   
また、政府から国内の民間企業への売り渡し価格は、小麦の買付価格により半年毎(毎年3月と10月)見直されています。
   
3月9日、農林水産省が4月〜9月までの輸入小麦・政府売渡価格を、5銘柄平均(税込価格)で7万2530円/トンとすることを決定しました。
   
前期(2021年10月~2022年3月)と比べ、17.3%の引き上げです。
   
価格引き上げは、アメリカ、カナダ産小麦の不作とウクライナ情勢の影響で、小麦の国際価格が上昇したことに因ります。
     

   
▮ 日本の小麦事情
   
日本の小麦消費量は年間約573万トン(過去5年の平均数量、2015年~2019年の年平均)。国内産小麦は80万トン(約14%)で、残りの493万トン(約86%)はアメリカなど同盟国からの輸入に頼っています。
   
供給の安定のため、輸入小麦の買い付けは政府が一括して行い、買い付け後、国内の企業に売り渡しています。輸入量はアメリカが240万トン、カナダが168万トン、オーストラリアが84万トン(過去5年の平均数量)です。
   
なお、政府から国内の民間企業への売り渡し価格は、小麦の買付価格により、半年毎、見直されています。
        

   
▮ 輸入小麦:5銘柄
  
・アメリカ産ダーク・ノーザン・スプリング(主にパン・中華麺用)

・カナダ産ウェスタン・レッド・スプリング(主にパン用)

・アメリカ産ハード・レッド・ウィンター(主にパン・中華麺用)

・オーストラリア産スタンダード・ホワイト(主に日本麺用)

・アメリカ産ウェスタン・ホワイト(主に菓子用)
           
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