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日印首脳会談、各分野で連携強化

2022年3月19日、インド・デリーを訪れた岸田総理が、同地でモディ・インド首相と首脳会談を行いました。
   
外務省によると、ウクライナ戦争、東シナ海・南シナ海、北朝鮮問題、ミャンマー情勢、両国関係、国連・安保理改革などについて話し合われました。
   
2月24日にロシア軍がウクライナへ侵攻し、現在、ウクライナ各地で激しい戦闘が続いています(ウクライナ戦争)。
   
このウクライナ戦争については、戦闘の即時停止と対話を働きかけること、人道支援を連携して取り組んでいくことで一致しました。
   
東シナ海・南シナ海については、力による一方的な現状変更の試みや、経済的威圧について、強く反対していくことで一致しました。
   
北朝鮮問題(核開発、弾道ミサイル、拉致問題)については、引き続き連携していくことを確認しました。
   
ミャンマー情勢については、ASEANの取組を支え、事態の打開に向けて引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
   
両国関係では「日印特別戦略的グローバル・パートナーシップ」の深化や「自由で開かれたインド太平洋」の実現で一致しました。
   
具体的には首脳間の相互訪問に加え、関係閣僚の間で重層的に対話を重ねること、第2回日印外務・防衛閣僚会合(2+2)を早期に開催することで一致しました。
   
今後5年間で官民あわせて、「インド投資5兆円」を目標に掲げることでも一致しました。さらにインド新幹線が着実に進展していることや、総額750億ドルの二国間通貨スワップ延長に歓迎を表明しました。
   
デジタル、新型コロナ対策を含むヘルスケアの分野での協力も進めていくことで一致しました。
   
国連・安保理改革については、連携を一層強化することで一致しました。また、両国が新たな常任理事国として相応しいことを改めて確認し、結束を確認しました。
ニュースINDEX.2022年3月下旬
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