インドネシア、引き続き経済協力推進
2022年4月29日、インドネシアを訪問中の岸田総理が大統領宮殿において、ジョコ大統領と首脳会談を行いました。
外務省によると、会談は両国関係やウクライナ情勢、東シナ海・南シナ海、北朝鮮問題などについて話し合いました。
両国関係では、ジョコ大統領が貿易、投資、インフラ、海洋、水産など様々な分野において協力関係を進展させていきたいと述べました。
これに対し、岸田総理はパティンバン港拡張に対する円借款供与を伝えました。さらに、都市高速鉄道、スマートシティ、離島開発などの分野において引き続き協力したいことを伝えました。
また、エネルギー分野の協力を推進していくことで一致するとともに、岸田総理は経済回復のための財政支援借款300億円の供与方針を伝えました。
ウクライナ情勢については、軍事攻撃を容認できないこと、力による一方的な現状変更を認めないこと、国際法に基づく紛争の平和的解決を求めることなどを確認しました。
東シナ海や南シナ海については、法の支配に基づく自由で開かれた海洋を守るため、引き続き協力していくことを確認しました。
北朝鮮問題(核・ミサイル問題、拉致問題)では、引き続き連携していくことを確認しました。
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