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トラス新首相と連携強化で一致 2022年9月20日（日本時間21日）、ニューヨークを訪問中の岸田総理が同地で、イギリスのエリザベス・トラス首相とワーキング・ランチを行いました。 イギリスのトラス首相は、今月の6日に首相に就任したばかり。岸田総理と初の首脳対談になります。 両首脳は日英安全保障協力について、円滑化協定の早期署名、戦闘機プログラムに係る協力の合意に向けて、協議を加速することで一致しました。 また、経済安全保障やエネルギー分野などに関し、協力を深めていくことで一致しました。 さらに、ロシアのウクライナ侵略について、ロシア制裁とウクライナ支援継続が重要であることを確認するとともに、東シナ海・南シナ海における力を背景とした一方的な現状変更の試みについての深刻な懸念を共有しました。 核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応についても、引き続き連携していくことを確認しました。 トラス・イギリス首相誕生まで 7月7日、ボリス・ジョンソン首相（当時）が辞任を発表しました。辞任は武漢肺炎感染が拡大している中でパーティを行なったことや、痴漢行為を行なった人物の保守党幹部への登用について、党内から批判が続出。多数の閣僚が辞任する事態となったため。 この辞任表明を受け、与党「保守党」の党首選挙がスタートしました（保守党の党首＝首相）。 党首選はトラス外務大臣とスーナック前財務相の決選投票となり、9月5日、トラス外務大臣が勝利、保守党の新党首となりました。翌6日、トラス外務大臣がイギリス首相に就任しました。 |
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