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カンボジア和平プロセス、総仕上げ

2022年9月22日、外務省がカンボジアのクメール・ルージュ裁判の終結について、外務大臣談話を発表しました。
      
クメール・ルージュ裁判は1970年代後半に、カンボジア刑法上やジェノサイド条約上の重大な罪を犯したクメール・ルージュ政権の指導者を裁くための裁判です。カンボジア司法官と国際司法官による混合法廷で、審理が行われてきました。
        
9月22日、クメール・ル-ジュ裁判最高審はクメール・ルージュ政権元幹部2名(ヌオン・チア元国会議長とキュー・サンパン元国家元首)の控訴審(チャム人・ベトナム人虐殺、強制結婚・強姦、内部粛清など容疑)において、初級審判決(無期禁固刑)を支持しました。これにより、長年にわたるクメール・ルージュ裁判が終結しました。
  
このクメール・ルージュ裁判終結を受けての外務大臣談話。
  
裁判実施に貢献した多くの関係者に敬意を表すとともに、本裁判の意義が広くカンボジア国民に共有され、法の支配強化に資することに期待を表明しました。
    
*元幹部2名については殺人、政治的迫害、人道に対する罪で、2016年に最高審が無期禁固刑の判決を宣告しています。

シークザジパング
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