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お水取りのお水取り、クライマックス

2023年3月13日未明、奈良・東大寺二月堂でお水取りの名前の由来となった「お水取り」が行われました。

お水取りは東大寺・二月堂で行われる修二会のことで、早春の風物詩です。また、お水取りが終わると、奈良に本格的な春が訪れるといわれています。
    
毎年3月1日から行われていますが、12日夜から行われる修二会では、一回り大きな籠松明が使われます。また、13日未明には名前の由来となった「お水取り」が行われます。
  
今年も武漢肺炎の影響で、同日は関係者以外、立ち入り禁止となりましたが、お水取りの様相はネット上(ニコニコ動画)でライブ放映され、多くの人々が早春の風物詩を満喫しました。
   
なお、今年の奈良は3月1日から最高気温が20℃前後となる春らんまんの陽気(4月中旬の気温)となっています。
 

   
お水取り
   
毎年3月1日から3月14日まで、奈良市の東大寺・二月堂で行われている、修二会(しゅにえ)のこと。あるいは13日未明に行われる「お水取り」行事そのものを指します。
     
古都・奈良を代表する風物詩で、これが終わると、奈良に本格的な春が訪れるといわれています。
     
修二会は、旧暦の2月(インドの正月にあたる)に行われる仏教行事(法要)のひとつ。本尊に対し、悔過(けか、罪の懺悔告白)を行ないます。
       
東大寺の修二会は、752年に始まったとされ、3月1日から14日までの2週間、二月堂の本尊十一面観音に、練行衆と呼ばれる行者が法要を行ないます。

お水取りの写真や映像でお馴染みの松明(二月堂の舞台で火のついた松明を振り回す)は、練行衆が登り廊を登るときの明かりとして、焚かれるものです。なお、松明は期間中、連日行われますが、12日には一回り大きな籠松明が使われます。
  
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