生きびな祭、桜の下
2023年4月3日、岐阜県高山市の飛騨一宮水無神社で快晴の下、月遅れのひな祭り・生きびな祭が行われました。
生きびな祭は豊作と女性の幸せを祈念するお祭りで、未婚女性9人が生きびな様として内裏や后に扮し、雛祭り行列を行ないます。
4年ぶりの通常開催となった2023年は見頃を迎えた桜の下、総勢100名余りによる時代行列が参道を練り歩き、市民や観光客は春を告げる伝統祭事を満喫しました。
*高山の桜(ソメイヨシノ)も平年と比べ10日以上早く、見頃(6分咲き)を迎えました。なお、有名な「臥龍桜」は現在、咲き始めです(見頃は4月8日以降の見込み)
生きびな祭
毎年4月3日に、岐阜県高山市の飛騨一宮水無神社で行われている月遅れのひな祭り。
豊作と女性の幸せを祈念するお祭りで、未婚女性9人が生きびな様として内裏や后に扮し、雛祭り行列が行われます。また、餅まき等も行われます。
行列は、赤鬼と青鬼を露払いに、雅楽を演奏する伶人、稚児、菱餅や酒杯を手にした巫女、未婚女性9人による左大臣、右大臣、内裏、后、五人官女など、総勢100名余りによる時代行列。神社の表参道から境内までの約900mを練り歩きます。
この祭は、地元高山市出身の小説家・米澤穂信さんが古典部シリーズで取り上げ、さらにこの小説がアニメ「氷菓」となり、全国的に有名となりました。
|
|
|
|