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桜前線、終着駅に到着。稚内で開花 2023年5月3日、気象庁は稚内で桜（エゾヤマザクラ）が開花したと発表しました。平年より10日早い開花です。 これにより、気象庁の観測地点はすべて開花。1月7日に沖縄・那覇を旅立った桜前線は4ヵ月の旅を終え、終着駅「稚内」に到着しました。 なお、日本最北端の桜名所「稚内公園」の見頃は、5月6日〜10日頃の見込みです。 ＊札幌より北と東側の地域では「エゾヤマザクラ」が桜の標本木となっています 稚内公園 北海道稚内市にある市立の公園。稚内市街地裏手の丘陵にあり、見晴らしのすばらしい公園です。また、約800本のエゾヤマザクラが咲き誇る、日本最北端の桜名所です。 エゾヤマザクラ 北海道ではエゾヤマザクラと呼ばれていますが、本州ではオオヤマザクラと呼ばれることが多い桜です。元々、日本に自生している桜の一つ。寒さに強く、北海道を代表する桜です。 花は濃いピンク色で、ヤマザクラと同様、花の開花と同時に葉も展開します。エゾヤマザクラの代表的な名所としては、二十間道路桜並木（北海道新ひだか町）があります。 かつて、ソメイヨシノの北限が北海道・札幌であったため、札幌より北と東ではエゾヤマザクラが桜の標本木となっています。なお、現在では地球温暖化の影響で、北海道の最北端・稚内でもソメイヨシノが育ちます。 |
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