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青葉まつり、好天の下、通常開催

2023年5月20日、仙台市で青葉まつりが開幕しました。
    
青葉まつりは例年5月の土曜日(宵まつり)と日曜日(本まつり)に仙台市で行われている市民祭り。武漢肺炎の影響で2020年と2021年は中止、2022年は縮小開催となり、今年は4年ぶりの通常開催です。
   
20日、五月晴れの下、青葉まつりが開幕。初日はメインストリートで「すずめ踊り」が行われました。
   
21日は定禅寺通りを会場に、本まつり巡行(武者行列など)が行われる予定です。気象庁の天気予報によると、21日も好天となる見込みです。
   

  
仙台・青葉まつり
  
例年5月の日曜日(本まつり)と、その前日(宵まつり)に仙台市で行われている祭り。松焚祭、仙台七夕まつりとともに、仙台三大まつりのひとつです。

宵まつりのメインイベントは仙臺すずめ踊り。本まつりは勇壮な山鉾と武者行列。仙台のメインストリートを練り歩きます。

▮ 起源

江戸時代に行われていた、仙台藩最大の祭り・仙台祭が起源。1655年に始まったこの祭は、毎年9月17日に、仙台市青葉区の東照宮の祭りとして、藩をあげて盛大に行われていました。

仙台祭は、明治に入ると伊達政宗公を祀る青葉神社(仙台市青葉区)の礼祭に変わり、政宗公の命日である5月24日に執り行われるようになりました。祭り名も「青葉祭り」と呼ばれるようになりました。
   
しかし、昭和40年代後半、交通事情により祭りが途絶えました。昭和60年、伊達政宗公没後350年を記念して、途絶えていた青葉まつりが、市民まつりとして復活しました。以後、毎年行われています。

▮ 宵まつり

市内各所に設けられた演舞場やメインストリート(定禅寺通り、中央通、一番通)で、すずめ踊りが行われます。約4千人が乱舞し、街中にお囃子が鳴り響きます。
       
すずめ踊りは、仙台城が築城された時の宴の席で、石工さん達が即興で踊ったものが起源。お囃子に合わせ飛び跳ねる様子が、まるで雀のようなことから「すずめ踊り」と呼ばれるようになりました。

▮ 本まつり

市内中心部において、青葉神社の神輿渡御、稚児行列、勇壮な甲冑姿の武者行列、豪華絢爛11基の山鉾巡行、約2千人のすずめ踊りの大流しが行われます。
  
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