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北朝鮮、弾道ミサイル、黄海に落下

2023年5月31日、北朝鮮が弾道ミサイル1発を南方向へ発射、黄海上に落下(墜落)しました。
   
防衛省によると、31日6時28分頃、北朝鮮西岸の東倉里(トンチャンリ)付近から弾道ミサイル1発が南方向へ向けて発射され、黄海上で落下した模様です(黄海上空で消失)。
  
なお、この弾道ミサイルについて、北朝鮮は「衛星の打ち上げ」と称していましたが、宇宙空間には到達していないことも確認されました(打ち上げ失敗)。
 

   
北朝鮮のミサイル:2023年
   
▮ 1月

1月1日2時50分頃、北朝鮮西岸付近から弾道ミサイル1発が東方向に向けて発射され、約350km飛翔し、日本海(日本の排他的経済水域外)に落下。

▮ 2月

2月18日17時21分頃、平壌近郊からICBM級弾道ミサイル1発が東方向に向けて発射され、約900km飛翔し、北海道・渡島大島の西方約200kmの日本海(日本の排他的経済水域内)に落下。
   
2月20日6時59分頃と7時10分頃、北朝鮮西岸付近から弾道ミサイルが東方向へ向けて発射され、それぞれ約400km、約350km飛翔し、日本海(日本の排他的経済水域外)に落下。

▮ 3月

3月16日7時9分頃、平壌近郊からICBM級弾道ミサイル1発が東方向に向けて発射され、約1000km飛翔し、北海道・渡島大島の西方約200kmの日本海(日本の排他的経済水域内)に落下。
  
3月19日11時5分頃、北朝鮮西岸付近から弾道ミサイル1発が東方向へ向けて発射され、約800km飛翔し、日本海(日本の排他的経済水域外)に落下。
 
3月27日7時47分頃と57分頃、北朝鮮西岸付近から弾道ミサイルが東方向へ向けて発射され、それぞれ約350km飛翔し、日本海(日本の排他的経済水域外)に落下。
 
▮ 4月

4月13日7時22分頃、北朝鮮内陸部からICBM級弾道ミサイル1発が東方向へ向けて発射され、日本の排他的経済水域外に落下。
 
▮ 5月

5月31日6時28分頃、北朝鮮西岸の東倉里(トンチャンリ)付近から弾道ミサイル1発が南方向へ向けて発射され、黄海上で落下(黄海上空で消失)。
   
*航空機や船舶に被害は確認されていません

*弾道ミサイルはマッハ6以上で、高度100キロ~1000キロを飛びます(宇宙ロケットを応用したもの)。ICBM級弾道ミサイルは大陸間弾道ミサイルと呼ばれ、海を隔てた大陸まで飛ぶことのできる(長距離)弾道ミサイルを指します。潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)は潜水艦から発射される弾道ミサイルを指します。巡航ミサイルはマッハ1以下で低空を飛びます
   
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