2016年10月20日(現地時間)、ニューヨーク・マーカンタイル取引所のWTI原油先物価格は、前日末より1.17ドル下落し、1バレル50.43ドルで取り引きを終えた。
(同日が11月限の最終取引日)
9月28日にアルジェリアで開催されたOPEC(石油輸出国機構)閣僚会議終了後、イランのザンギャネ石油相が減産で合意と発言。
以降、原油の取り引き価格は上昇し、10月10日には1バレル51ドル台に乗せたが、その後は1バレル50ドルを挟んでの取り引きが続いていた。
前日の19日は、産油国による供給調整が順調に進むとの見方や在庫の減少を受け、大きく取り引き価格が上昇し、1バレル51ドル台に乗せたが、11月限の最終取り引き日となる20日は、大きく下落し、1バレル50ドル台で取り引きを終えた。
*1バレル…約159リットル。
*原油価格は、在庫の状況や世界的な景気減速懸念、産油国による供給調整が行なわれるかどうかの「思惑」で、乱高下の相場となっている
*9月28日のOPEC閣僚会議では減産で合意したが、実際に減産となるかは、現時点で不透明。
*原油価格はインフレ率と密接な関係にあり、アメリカ当局(FOMC)の金融政策に大きな影響を与える。このため、原油価格の推移に注目が集まっている。