Qnewニュース

京都の桜開花予想、3月27日

Qnewニュースの2017京都ソメイヨシノ開花予想は、平年より1日早い、3月27日。
(第3回目の開花予想、3月1日現在)
      
桜(ソメイヨシノ)の花芽は、前年の夏に出来、秋になると短日・低温を受け、休眠に入ります。
一定期間、低温にさらされると、花芽は休眠から目覚めます(休眠打破、1月から2月頃)。
休眠から覚めた後、気温が高くなると花芽は生長を始め、そして、開花します。
       
このため、桜の開花は、前年秋から春にかけての気温の推移により決まります。
京都では、早い年は3月中旬に開花し、遅い年は4月上旬の開花となります。
     
2017の京都の桜は、昨年12月の気温高めの影響などで、花芽の休眠打破が平年より4日遅くなる見込み。
休眠打破は平年より遅くなるが、3月の気温が平年より高い見込み(気象庁の3ヵ月予報)で、花芽の生長は早く、平年より1日早く3月27日に開花する予想。
(計算式は下記に)
      
なお、満開(見頃)は、開花から6日後の4月2日で、満開は4月6日まで続く予想。
       
*休眠…活動を止め、成長を停止すること。
*京都でもっとも開花が早かったのは2002年の3月18日。もっとも遅かったのは1984年の4月9日。
*Qnewニュースが2016年1月23日に発表した第2回目の開花予想と同じ予想となりました。2月の気温が予想どおり平年並となったため。

【計算式・2017年の京都】
<計算の前提条件>
・京都の場合、開花までに必要な積算温度は、立春(基準日)から約360℃(平均気温)…①。
・休眠打破に必要な低温(8℃以下)時間は、1000時間。
・2016年11月の気温は平年並(気象庁の観測値)。
・2016年12月の気温は平年より1.2℃高い(気象庁の観測値)。
・2017年1月の気温は平年より0.2℃高い(気象庁の観測値)。
・2017年2月の気温は平年並(気象庁の観測値)。
・2017年3月の気温は、平年より1.0℃高いと仮定。(気象庁の3ヵ月予報を参考に推測)。
・立春(2月4日)を、積算温度計算の基準日(平年)とする。
     
<2017年の休眠打破>
・Qnewニュースでは、気温が1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加すると計算。逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少すると計算した。
・2016年12月の気温は平年より1.2℃高いため、これによる休眠打破の遅れは、
31日×1.2℃×2時間=74.4時間…②
・2017年1月の気温は平年より0.2℃高いため、これによる休眠打破の遅れは、
1月(31日)×0.2℃×2時間=12.4時間…③
・2017年2月の気温は平年並のため、2月の気温による休眠打破の遅れは無い。
       
2017年の桜の休眠打破の遅れは(②+③)、
74.4時間+12.4時間=86.8時間…④
■2017年は、86.8時間分、休眠打破が遅くなる
       
・8℃以下の時間(京都市の2月上旬)は、1日24時間のうち23時間…⑤
     
<休眠打破が遅くなる日数(④÷⑤)>
86.8時間÷23時間=3.8
約4日、平年の基準日(立春の2月4日)より遅くなり、2017年の積算温度を計算する基準日は2月8日。
(計算上は、この日から桜の花芽が生長を始める)
     
<2月の積算温度>
・2月の平均気温は5.1℃(気象庁の観測値)。
基準日(2月8日)から2月末までの日数は21日(2月8日~2月28日の日数)
・2月の積算温度は、5.1℃×21日=107.1℃…⑥

<3月に必要な積算温度(①ー⑥)>
360℃ー107.1℃=252.9℃…⑦

・3月の気温を平年より1℃高いと推測。
8.4℃(3月の平年値)+1℃=9.4℃(2017年3月の予想気温)…⑧
         
<3月の開花に必要な日数(⑦÷⑧)>
252.9℃÷9.4℃=26.9
計算上の京都の桜開花日は3月27日。