金融政策指標・概況
・安定したインフレ率2%を目標に、日銀による金融緩和が行われてきましたが、「物価安定の目標」が実現する見通しになったことから、2024年3月より「金融緩和の縮小」に入りました。
2024年3月19日、日銀・金融政策決定会合で日銀当座預金におけるマイナス金利を解除。資産買入れのうち、ETFおよびJ-REITの新規買い入れを中止し、CP等や社債等も買入れ額を段階的に減額し、1年後をめどに買入れを終了することが決まりました。
2024年7月31日、日銀・金融政策決定会合で政策金利(無担保コールレート)を0.25%に引き上げ、国債買い入れを3ヵ月毎に4000億円程度ずつ減額していくことが決定(2026年4月からは3ヵ月毎に2000億円程度ずつ減額:2025年6月の金融政策決定会合で決定)。
さらに2025年1月24日に0.25%引き上げ、2025年12月19日にも0.25%引き上げました。現在の政策金利は0.75%です。
・マネタリーベースは前年比11.6%の減少に対し、マネーストック(M3)は前年比1.2%の増加となっています。
・3月のマネタリーベース(平均残高)は570兆7875億円。前年比11.6%の減少。
・最新のインフレ率(消費者物価)は+1.6%、目標はインフレ率+2%です。
マネタリーベース
・3月の平均残高…570兆7875億円(-10.6%)
・3月末時点…580兆6666億円
▮ 内訳:3月末時点
日本銀行券…116兆3156億円
貨幣…4兆6077億円
日銀当座預金…459兆7433億円
*マネタリーベース…中央銀行が供給する通貨のこと
*2026年4月2日発表、日本銀行
マネーストック:2月
・1622.1兆円(+1.2%)
*マネーストック…通貨総量。複数の指標が存在しますが、日本ではM3が使われます。
*M3=現金通貨+預金通貨+準通貨+CD(譲渡性預金)
*2026年3月10日発表、日本銀行
日銀当座預金(直近3ヵ月)
・12月の平均残高…469兆5240億円
・1月の平均残高…461兆3500億円
・2月の平均残高…454兆6820億円
*マイナス金利政策は2024年3月で解除されました
*日本銀行当座預金…金融機関が日銀に預けている当座預金のこと。プラス金利(+0.75%)とゼロ金利(準備預金に対して:法律により預けることが決められた金額)が適用されます
*2026年3月16日、日銀