博多祇園山笠とは
毎年7月1日から7月15日に行われる福岡市博多区の櫛田神社の例大祭。正式には櫛田神社祇園例大祭です。
祭りのクライマックスは15日早朝に行われる「追い山」。
山笠(山車)が博多区の中心街約5キロを駆け抜け、タイムを競います。各町内が競い合い、約5キロのルートを28分~33分で駆け抜けます。
また、元々の山笠である飾り山は7月1日~14日、市内各所に建てられ公開されています。

祭りの起源については多数の説がありますが、一般的には鎌倉時代、疫病が流行したとき行われた、承天寺の住職・聖一国師による「疫病退散祈祷」が発祥とされています。
その後、櫛田神社の氏子たちにより山笠がつくられ、奉納行事が行われるようになりました。
江戸時代になると、この山笠の早さを競う「追い山」が始まり、祭りがさらに盛り上がりをみせます。当時の山笠は高さ10メートル以上もある「岩山笠」です。
明治に入ると街中に路面電車が開通し、高さのある岩山笠は路面電車の架線を切断してしまうため、運行できなくなりました。そのため、高い岩山笠は飾っておくだけの「飾り山」となり、運行には高さ3メートル程度の「舁き山」を用いることとなりました。
現在は高さ制限が緩められ、舁き山の高さは4.5メートルとなっています。
なお、上川端通の飾り山笠のみが「走る飾り山笠」として、追い山ならしや追い山を行っています。
主な日程
・7月1日…飾り山笠一般公開