つながらない線路

←前 パークス⑦ 次→
風景
なんばパークス
   
「そのあと、有馬の街を捜し回った。一番奥にある駐車場で、俺をハメた女とばったり」
      
「すぐに車で逃げ出した。追いかけたけど、逃げられてしまった」
    
駐車場から徒歩5分のところに、殺害現場である紅葉谷公園があった。

風景
なんばパークス
   
「出くわしたのは何時頃?」
   
「夜の7時過ぎ」

「そのあとは?」
   
「あきらめて家に帰った」

「どうして今日、ここに?」

「ハメた女とユスってきた男を捜していた。昨日、仲間の一人が女を北新地で見かけた。あとを付けたら、ここのマンションに」

「今日、玄関で張っていたら、女が出てきた。詰め寄ったところで…」
     
そのとき、岩田が現れた。

風景
なんばパークス
  
「有馬温泉で、誰か知っている人を見なかった?」
  
クビを横に振った。彼は田々和が殺害されたことも知らなかった。
      
一樹と別れた後、高級マンションに戻り、カレンを呼び出したが、応答はなかった。

その後、畠山警部補に連絡を取った。田々和とカレンが一樹をハメた。一樹の逮捕がユスリのネタ、そう伝えた。
   
←前 パークス⑦ 次→