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桜開花予測、京都は3月27日

*この開花予想は開花後に実際の気温を当てはめ、計算したものです(正解の計算式。休眠打破日や開花計算に間違いがないか確認するためのもの)。
   
2025年の京都予想は3月28日でしたが、実際には3月27日に開花しました。予想のズレは3月の気温を9.6℃と予測しましたが、実際には10.0℃(平年より1.2℃高い気温)。この結果、1日早くなりました。

   
2025年の京都・桜(ソメイヨシノ)開花予想は平年より1日遅い、3月27日。
      
桜の花芽は前年の夏に作られ、秋になると休眠に入ります。その後、一定期間、低温に受けると休眠から目覚めます(これを休眠打破といいます)。休眠から目覚めた桜の花芽は、気温の上昇とともに生長、開花します。

京都の桜は早い年には3月中旬に開花し、遅い年は4月上旬の開花となります。
       
2025年の京都の桜は、昨年秋と1月の気温が高い影響で花芽の休眠打破が3日遅い計算です。休眠打破後の花芽生長は、気温が低い影響で2月は遅く、3月は気温が高い(予想)影響で早い見込みです。
   
京都の桜開花予想は平年より1日遅い、3月27日です(計算式は下記)。
        
なお、ソメイヨシノの満開は4月3日から4月9日頃の予想です。
 
*実際の京都のソメイヨシノは3月27日に開花し、4月3日に見頃を迎えました。満開時に気温が低い状況(冬の気温)となり、4月11日頃まで長く見頃が続きました。見頃:7分咲き〜下り7分(散り始め)
  

   
2025京都開花予想(計算式)
   
▮ 計算の前提条件

 開花までに必要な積算温度は、休眠打破から約360℃(平均気温)…①

 休眠打破に必要な低温は、8℃以下の気温が1000時間。なお、4℃以下の場合は2倍休眠打破が進む(4℃以下の場合は半分の500時間)

 京都の最低気温が8℃以下になるのは11月16日以降(平年値)。

 2月3日を積算温度計算の基準日(Qnewニュースの計算による)とする。

 気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加。逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少する。

 1月~2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち21時間(平年値)…②

 気温の実測値は気象庁の観測値を使用


   
▮ 2025年の休眠打破

2024年11月後半(15日間)の気温は平年より1.0℃高くなりました。これによる休眠打破の遅れは、
   
15日×1.0℃×2時間=30時間…③
   

  
2024年12月の気温は平年より0.2℃低くなりました。これによる休眠打破の進みは、
   
31日×0.2℃×2時間=12.4時間…④
   

  
2025年1月の気温は平年より0.6℃高くなりました。これによる休眠打破の遅れは、
   
31日×0.6℃×2時間=37.2時間…⑤
   

   
2025年2月(2日まで)の気温は平年より1.5℃高くなりました。これによる休眠打破の遅れは、
   
2日×1.5℃×2時間=6時間…⑥
   

  
休眠打破は進み(12月の12.4時間)より遅れ(11月の30時間、1月の37.2時間、2月の6時間)の時間が多い。休眠打破の遅れ(③ー④+⑤+⑥)は、
   
30時間ー12.4時間+37.2時間+6時間=60.8時間…⑦
   

  
休眠打破が遅くなる日数は(⑦÷②)、
   
60.8時間÷21時間=2.9日(3日)
   
2025年の休眠打破は「平年より3日遅い」2月6日(計算上はこの日から桜の花芽が生長を始める)。
  

   
▮ 2月の積算温度

2月6日〜10日の気温(平均)は1.5℃、2月中旬(11日〜20日)の気温(平均)は4.6℃、2月下旬の気温(平均)は5.1℃となりました。2月(6日〜28日)の積算温度は、
   
(1.5℃×5日)+(4.6℃×10日)+(5.1℃×8日)=94.3℃…⑧
  

  
▮ 3月に必要な積算温度

開花までに必要な積算温度(約360℃)から、2月(⑧)の積算温度を引いたもの。

360℃ー94.3℃=265.7℃…⑨
   


▮ 3月に必要な日数

必要な積算温度(⑨)を、3月の予想気温10.0℃(平年より1.2℃高い気温)で割ったもの。
  
265.7℃÷10.0℃=26.6(約27日)
   
計算上の京都の桜開花日は平年より1日遅い3月27日
  
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