京都御苑のしだれ桜、見頃
2019年3月25日、京都御苑(京都市上京区)のしだれ桜が、見頃を迎えました。
京都御苑は、京都御所、仙洞御所を囲む面積約65haの公園。
江戸時代には140もの宮家や公家の邸宅が立ち並んでいた場所で、現在は環境省が管理しています。
御苑内には、ヤマザクラや里桜、カスミザクラなど様々な種類の桜が植栽されていますが、中でも衞邸跡のしだれ桜と出水のしだれ桜が有名です。
今年の近衞邸跡のしだれ桜は3月17日に、出水のしだれ桜は3月18日に開花し、3月25日、見頃を迎えました。
しだれ桜の見頃は、3月30日頃まで続く見込みです。
*見頃時期は気象条件により変わってきます。京都・桜見頃情報でご確認を
■しだれ桜
しだれ桜は、枝が柳のように垂れ下がって生えている桜の総称で、多数の品種があります。
京都では、ソメイヨシノよりも1週間程度早く開花し、白か薄い紅色の花を咲かせる、しだれ桜の総称です。
ソメイヨシノ、紅しだれ桜とともに、京都の三大桜と呼ばれています。
開花時期は、3月下旬から4月初め。
しだれ桜の名所には、京都御苑(近衛の糸桜、出水のしだれ桜)、祇園白川、三年坂、醍醐寺などがあります。
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出水のしだれ桜:昨年の満開時 |
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