ポリオ発生国への渡航、引き続き注意
2023年5月16日、外務省がポリオについて、広域情報を発表しました。
ポリオ(急性灰白髄炎)はポリオウイルスによって発症する感染症で、重篤な場合、麻痺を引き起こします。
世界保健機関(WHO)は2014年、ポリオウイルスの国際的な広がりが、国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態(PHEIC)であると宣言しました。その後もPHEICであると判断し、緊急事態が続いています。
5月12日、WHOがポリオに関する会合を開催した結果、PHEIC延長を決めました(ポリオは引き続き緊急事態であるとの判定)。
この状況を受け、外務省がポリオ発生国へ渡航する方に対し、追加の予防接種を検討するなど、十分注意するよう呼びかけました。
ポリオ発生国
▮ アジア
アフガニスタン、インドネシア、タジキスタン、パキスタン
▮ ヨーロッパ
イギリス、ウクライナ
▮ アメリカ大陸
アメリカ、カナダ
▮ 中東
イスラエル、イエメン
▮ アフリカ
マラウイ、モザンビーク、マダガスカル、コンゴ民主共和国、コンゴ共和国、アルジェリア、ベナン、ボツワナ、カメルーン、中央アフリカ、チャド、コートジボワール、ジブチ、エジプト、ガーナ、マリ、ニジェール、ナイジェリア、ソマリア、スーダン、トーゴ、ザンビア、ブルキナファソ、エリトリア、エチオピア、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、モーリタニア、セネガル、シエラレオネ、ウガンダ
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