お水取り、気温は高め
2024年3月1日、奈良・東大寺二月堂でお水取りが始まりました。
お水取りは東大寺・二月堂で行われる修二会のことで、早春の風物詩です。また、お水取りが終わると、奈良に本格的な春が訪れるといわれています。
3月1日、気温高め(同日の最高気温は13.2℃:平年より1℃高い)の中、伝統の行事「お水とり」が始まりました。
なお、安全確保のため、参拝者が定員を超える場合には入場が打ち切られます(入場不可)。
*お水取りの模様は今年もネット上(ニコニコ動画)でライブ放映されます
お水取り
毎年3月1日から3月14日まで、奈良市の東大寺・二月堂で行われている、修二会(しゅにえ)のこと。あるいは13日未明に行われる「お水取り」行事そのものを指します。
古都・奈良を代表する風物詩で、これが終わると、奈良に本格的な春が訪れるといわれています。
修二会は、旧暦の2月(インドの正月にあたる)に行われる仏教行事(法要)のひとつ。本尊に対し、悔過(けか、罪の懺悔告白)を行ないます。
東大寺の修二会は、752年に始まったとされ、3月1日から14日までの2週間、二月堂の本尊十一面観音に、練行衆と呼ばれる行者が法要を行ないます。
お水取りの写真や映像でお馴染みの松明(二月堂の舞台で火のついた松明を振り回す)は、練行衆が登り廊を登るときの明かりとして、焚かれるものです。なお、松明は期間中、連日行われますが、12日には一回り大きな籠松明が使われます。
▮ お松明の時間
3月1日~11日と13日…19時~
3月12日…19時30分~
3月14日…18時30分~
▮ 場所・アクセス
東大寺・二月堂(奈良市雑司町406−1)
・近鉄奈良駅から徒歩約20分
・各奈良駅からバスで「大仏殿春日大社前」下車、徒歩約5分
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