ネパールの反政府活動、さらに活発化
2015年10月16日、外務省が、ネパールの反政府活動について、海外安全情報(スポット情報)を発表。
ネパールでは、9月20日の憲法公布をめぐり、南部のインド国境地域を中心に、マデシ系グループ(ネパール南部の民族系グループ)による抗議活動やゼネストが継続しています。
そのため、インドから各種物資(特にガソリンやガスなどの燃料)を積載した車輌がネパールへ入ることができず、ネパール国内における供給量が激減し、大きな混乱が発生しています。
ネパール国内の公共交通(タクシーやバスなど)及びその他交通手段の確保が非常に困難な状況で、更に、南部では通行車両がしばしば抗議グループから襲撃される事件も発生しています。
また、抗議活動が殺人、放火、暴行等に発展したり、爆弾等火器が使用されることもあるため、南部地域では、旅行者といえども事件や事故に巻き込まれる危険性があります。
これら地域への不要不急の渡航はしないようにしてください。
ネパールへの渡航を予定している方は、状況に応じて旅行計画を変更・延期することも含め、自身の安全確保に努めてください。
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