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2回目の日本・トルコEPA交渉

2015年4月17日、外務省が、2回目の日本トルコ経済連携協定(EPA)交渉を終えたと発表。

第2回会合は13日から17日までトルコ・アンカラで開催され、日本側から鈴木敏郎外務省国際貿易・経済担当大使(日本側首席交渉官)、トルコ側からムラット・ヤプジュ・トルコ経済省EU局長(トルコ側首席交渉官)が出席。

物品市場アクセス、投資、知的財産、ビジネス環境整備、政府調達、衛生植物検疫、貿易に関する技術的障害、電子商取引、労働、総則の各分野につき意見交換・議論を行なった。

なお、第3回会合については、具体的日程を外交ルートを通じて調整することとなった。

<日本・トルコEPA交渉・経緯>
2011年7月19日、日本の外務大臣、経済産業大臣とトルコの経済大臣との間で、第1回日・トルコ貿易・投資閣僚会合が東京で開催され、経済連携協定に関する共同研究を立ち上げることで合意。

2012年11月20日から21日まで、トルコのアンカラにおいてEPA共同研究の第1回会合が、2013年2月26日から27日まで、東京において第2回会合が開催された。

この2回の共同研究の結果を受け、2013年7月31日、EPAに向けた共同研究報告書が発表された。
報告書は、日本とトルコは補完的な貿易関係を有しており、近年、貿易・投資額は拡大してきているものの、未だ両国の持つ潜在力が十分に引き出されているとは言い難い。15の経済分野について議論を行った結果、共同研究グループは、EPAが両国に多大な利益をもたらし、両国間の経済関係を更に強化するとの結論に達し、EPA交渉の開始を提言するとした。

この報告書を受け、2014年12月1日、2日、東京において日本・トルコEPA交渉の第1回会合が開催された。
第1回会合では、今後の交渉の進め方や、物品貿易やサービス貿易等の各分野につき意見交換・議論が行われた。

2015年4月13日~17日、EPA交渉の第2回会合がトルコ・アンカラで開催され、物品市場アクセス、投資、知的財産、ビジネス環境整備、政府調達などの各分野につき意見交換・議論が行われた。

ニュースINDEX.2015年4月④
★政治・国際
『トルコ』

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