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ＩＳＩＬのテロに注意を ２０１５年６月２５日、外務省が、イスラム過激派組織のテロ声明発出に伴う、渡航情報（広域情報）を発表。 ２３日（現地時間）、シリア・イラクにおいて活動するイスラム過激派武装組織ＩＳＩＬ（イラク・レバントのイスラム国）が、支持者に対して、ラマダン月の期間中における攻撃を強化するよう呼びかけた。 また、ヨルダン、サウジアラビア、レバノンの支持者に対して、自国の統治者への蜂起を呼びかける声明を出した。 さらに、声明では、コーカサスのイスラム過激派の忠誠を受け入れると述べた。 イスラム歴では、６月１８日前後にラマダン月（イスラム教徒が同月に当たる約１ヵ月の間、日の出から日没まで断食する）が開始されており、ラマダン期間終了後は、イードと呼ばれるラマダン明けの祭りが予定されています。 これまでの傾向を踏まえれば、ラマダンやイードの期間、ＩＳＩＬの活動が見られる地域において、テロが増加する可能性があります。 海外に渡航・滞在される方は、この状況に留意の上、退避勧告又は渡航延期勧告が出されている地域には渡航せず、その他の地域に渡航される際には、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、安全確保に十分注意を払ってください。 |
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