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パナマでデング熱流行、注意を

2015年6月29日、外務省が、パナマにおけるデング熱の流行について、渡航情報・スポット情報を発表。

パナマ保健省が、2014年のパナマ国内におけるデング熱の感染者数が、5339人(対前年比+558人)と発表しました。
パナマに渡航・滞在される方は、関連情報を入手するとともに、予防対策を。
        
<予防方法>
デング熱は予防接種も予防薬もなく、蚊に刺されないようにすることが唯一の予防方法です。
1、外出する際には長袖シャツ・長ズボンなどの着用により肌の露出を少なくし、肌の露出した部分には昆虫忌避剤(虫除けスプレー等)を2~3時間おきに塗布する。
2、室内においても、電気蚊取り器、蚊取り線香や殺虫剤、蚊帳(かや)等を効果的に使用する。
3、規則正しい生活と十分な睡眠、栄養をとることで抵抗力をつける。
4、突然の高熱や頭痛、関節痛や筋肉痛、発疹等が現れた場合には、デング熱を疑って、直ちに専門医師の診断を受ける。
        
<デング熱>
蚊が媒介するウイルス性の熱性疾患。
アジア、中南米、アフリカ等、世界の広範な地域で流行している。
日本では、海外の流行地で感染し、帰国後に発症する例(輸入症例)が毎年200例前後。
国内感染は、この輸入症例の患者から、蚊を介して感染した可能性が高い。
感染すると、蚊に刺されてから3~7日程度で高熱のほか、頭痛、目の痛み、関節痛等の症状が見られる。
(感染しても症状がでない場合もある)

ニュースINDEX.2015年6月⑥
★社会・国際
『感染症』
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