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MERS、韓国での感染者186名

2015年7月7日、外務省が、渡航情報・広域情報「MERSコロナウイルスによる感染症の発生(その48)」を発表。

世界保健機関(WHO)によると、2015年7月3日現在、累計で1365人のMERS感染者が確認されており、このうち死亡者は487人となっています。

WHOによれば、過去半年間で感染が報告された国は、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール、オマーン、ヨルダン、イラン、ドイツ、フィリピン、韓国、中国、タイ。

韓国では、5月20日に、バーレーンから帰国した韓国人男性から同国初のMERSコロナウイルス感染が確認され、それ以降、感染拡大が続いています。
7月6日現在、186人がMERS感染者であることが確認され、死亡者は33人となりました。
また、隔離対象者は674名となっています(韓国保健福祉部発表)。

感染例が報告されている地域に渡航される方や現地に滞在している方は、最新の情報を入手するとともに、感染予防に努めてください。

<MERS感染予防策>
一般的にコロナウイルスは飛沫感染や接触感染で伝播し、風邪などの症状を引き起こします。
・休息、栄養を十分に取り、体に抵抗力をつける。
・手指等の衛生保持に心掛ける。
・できるだけ人混みを避けるか、マスクの着用を励行する。
・咳やくしゃみの症状がある患者とは、可能な限り濃厚接触を避ける。
・温度の変化と乾燥しすぎに注意する。
・高熱、咳、呼吸困難等の症状が見られた時は、適切なタイミングで専門医の診断を受ける。

*50歳以上や、慢性疾患(糖尿病、高血圧、喘息、腎障害、心疾患、呼吸器疾患等)を持っている場合は重症化するリスクが高く、注意が必要です。
*感染源である可能性が高いラクダとの接触を避ける。ラクダは威嚇行動でつばを吐くことがありますので、不用意な接近は避けてください。また、未殺菌のラクダ乳の摂取は厳につつしんでください。

ニュースINDEX.2015年7月②
★社会・国際
『感染症』

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