ブルネイ、デング熱に注意
2016年11月11日、外務省が、ブルネイでのデング熱の流行について、海外安全情報(スポット情報)を発表。
ブルネイ保健省によると、2016年10月までのデング熱感染者数は、65件となっています。
2015年(317件)や2014年(436件)と比べ、減少傾向にありますが、ブルネイ政府は、引き続きデング熱の流行に警戒を呼びかけています。
また、現地の医療施設では十分な治療を受けられない可能性が高く、重症化した場合は、シンガポールなどでの治療が必要になることもあります。
ブルネイへ渡航される方、すでに滞在されている方は、デング熱の予防に努めてください。
<デング熱>
蚊が媒介するウイルス性の熱性疾患。
アジア、中南米、アフリカ等、世界の広範な地域で流行している。
日本では、海外の流行地で感染し、帰国後に発症する例(輸入症例)が毎年200例前後。
感染すると、蚊に刺されてから3~7日程度で高熱のほか、頭痛、目の痛み、関節痛等の症状が見られる。
なお、感染しても症状がでない場合もある。
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