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アルメニアで人質事件発生、注意を ２０１６年７月１８日、外務省が、アルメニアでの人質事件に伴う、渡航情報・スポット情報を発表。 ７月１７日、首都エレバンのエレブニ地区にて、反体制派武装集団が警察署を襲撃、占拠して、人質をとる事件が発生。 これにより、警察官が１名死亡、３名が負傷した。 人質は全て警察関係者で、当初７人から、その後二人が解放されましたが、引き続き、警察と同集団との交渉が続いている模様です。 武装集団は、ナゴルノ・カラバフ紛争に関する政府への批判を行っているほか、武力による政府転覆の容疑で逮捕されたジラール・セフィリャン（ナゴルノ・カラバフ紛争の闘士）の解放要求を行っており、今後の動向については予断を許さない状況が続いています。 アルメニアへ渡航を予定している方、既に滞在中の方は、安全確保に十分注意してください。 ＊ナゴルノ・カラバフ紛争…アルメニアとアゼルバイジャンのナゴルノ・カラバフ自治州を巡る争い。 ＜アルメニア＞ 南コーカサスに位置する共和制国家。 国土面積は日本の約１３分の１で、人口は３００万人（２０１３年）。 古くから北交通の要衝であったため、また、世界で最初に公式にキリスト教を認めた国であるため、歴史的建築物（特に教会)が多い。 首都・エレバンは世界最古の都市の一つで、創世記に書かれている「エデンの園」があった場所と言われている（多数説）。 世界中から観光客を集まり、日本からもツアーが組まれている。 |
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