ジカ熱、フロリダで国内感染、注意
2017年11月24日、外務省が、アメリカ・フロリダでのジカウイルス感染症について、海外安全情報(スポット情報)を発表。
11月17日、アメリカ・フロリダで、今年2例目となるジカウイルス感染症の国内感染例が発生しました。
フロリダ州保健局は、住民と旅行者に対して、ジカウイルス感染症予防のため、蚊に刺されないよう呼びかけています。
この状況を受け、外務省も、フロリダへの渡航を予定している方、既に滞在されている方に対し、十分、注意するよう呼びかけました。
<ジカウイルス感染症とは>
ジカウイルスが原因の感染症。
発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛などの症状がでます。
発熱の症状から「ジカ熱」とも呼ばれます。
また、妊娠中などに感染した場合、小頭症や重症な胎児の脳障害を引き起こすことも多い。
感染は、ウイルスを持ったネッタイシマカやヒトスジシマカに刺されたことで伝染ります。
極めて稀なケースとして、献血や性交渉による感染の可能性も指摘されています。
ジカウイルスを保有した蚊に刺され、感染してから発症するまでの期間(潜伏期間)は2~12日。
主に2~7日で、およそ2割の人が発症すると言われています。
|
|
|
|