ケニアでコレラの流行、注意
2017年7月21日、外務省が、ケニアでのコレラの流行について、海外安全情報(スポット情報)を発表。
7月17日、ケニア保健省が、今年5月以降、同国でコレラが流行しており、336例(うち死亡3例)が報告されていると発表しました。
ケニアに渡航される方、既に滞在中の方は、手洗いの励行や、食物の加熱、路上販売の飲食物を口にしないなど、コレラの感染予防に努めてください。
<コレラ>
コレラ菌に汚染された水、氷、食品などを経口摂取することによって起こる、下痢を主症状とする病気です。
潜伏期間は、数時間から5日で、その後、下痢や嘔吐などの症状がみられます。
胃腸の弱い人や胃切除を受けた人、高齢者、乳幼児などは重症化し、昏睡状態に陥り死亡する例もあります。
治療方法としては、下痢によって体内から失われた水分と塩化ナトリウム等の電解質の補給が主となります。
脱水症状が激しい場合は、点滴による治療が必要となり、抗生物質を併用します。
予防方法としては、手洗い、食物の加熱、路上で販売されている飲食物は口にしないなどです。
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