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はしか、欧州で増加、特にイタリア

2017年8月18日、外務省が、ヨーロッパでの麻しん(はしか)について、海外安全情報(広域情報)を発表。

8月11日、欧州疾病対策センター(ECDC)は、特にイタリア、及びルーマニアにおいて、麻しん報告数が増加していると発表しました。
      
はしかは、2016年には、全世界で約19万人の患者が報告されました。
最近では、ヨーロッパにおいて、麻しん報告数の増加が確認されています。
     
海外に渡航される方で、麻しんにかかったことが明らかでない場合には、母子手帳などで麻しんの予防接種歴を確認するとともに、2回接種していない方は予防接種を検討してください。
       
<麻しん(はしか)の発生状況>
麻しんは、感染力が非常に強く、空気感染や飛沫感染によって簡単に人から人に感染します。
     
免疫が不十分な人が感染すると高い確率で発症し、発症した場合には、肺炎や中耳炎になることがあり、先進国であっても、患者1000人に1人が死亡するといわれています。
        
日本は、2015年3月に世界保健機関(WHO)から、土着の麻しんウイルスが存在しない「麻しん排除国」に認定されましたが、その後も海外からの輸入例を発端とした、集団発生事例が報告されています。

ニュースINDEX.2017年8月③
★社会・国際
『感染症』

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