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中東に渡航される方、MERSに注意

2018年1月29日、外務省が、MERSについて、海外安全情報(広域情報)を発表。

1月8日、WHOは、サウジアラビアに渡航歴のあるマレーシア人男性が、帰国後にMERSを発症したと発表しました。
       
この事態を受け、外務省は中東地域に渡航・滞在される方に対し、十分注意するよう呼びかけました。
   
【MERS(中東呼吸器症候群)】
MERSコロナウイルスにより引き起こされる感染症。
     
2012年に、中東へ渡航歴のある症例から発見された新種のコロナウイルス感染症。
飛沫感染や接触感染で伝播し、感染すると2日~15日の潜伏期ののち、重症の肺炎、下痢、腎障害などを引き起こす。
        
感染源は、ラクダであるとされています。
MERS患者の致死率は、約36%。
  
<MERS感染予防策>
コロナウイルスは飛沫感染や接触感染で伝播するため、手指等の衛生保持に心掛ける、できるだけ人混みを避けるか、マスクの着用を励行する。
    
患者とは、可能な限り濃厚接触を避ける。
高熱、咳、呼吸困難等の症状が見られた時は、適切なタイミングで専門医の診断を受ける。
       
感染源である可能性が高いラクダとの接触を避ける。
ラクダは威嚇行動でつばを吐くことがありますので、不用意な接近は避けてください。
     
また、未殺菌のラクダ乳の摂取はしない。
    
*50歳以上や、慢性疾患(糖尿病、高血圧、喘息、腎障害、心疾患、呼吸器疾患等)を持っている場合は重症化するリスクが高く、注意が必要です。

ニュースINDEX.2018年1月③
★社会・国際
『感染症』


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