くにゅーニュース(Qnewニュース)
    ホーム    
大阪、2025年の万博開催地に決まる

2018年11月23日(日本時間24日)、パリで開催されたBIE(博覧会国際事務局)総会において、2025年の国際博覧会開催地が大阪に決定しました。
     
国際博覧会(万博)は、国際博覧会条約(BIE条約)に基づいて行われる、複数の国が参加する博覧会。
一般的には、万博(ばんぱく)という略称で呼ばれています。
    
大阪は、2017年4月24日、2025年の万博開催地に立候補しました。
開催予定場所は、大阪市の埋立地の夢洲。
開催日時は、2025年5月3日から11月3日までの185日間の計画。
     
2025年の万博開催地には、大阪以外にロシア・エカテリンブルクとアゼルバイジャン・バクーが立候補し、3都市の間で誘致合戦が行われてきました。
    
11月23日、パリで開催されたBIE総会で、開催地を決める投票(加盟国各1票)が行われ、1回目の投票で大阪が85票、エカテリンブルクが48票、バクーが23票。
    
1回目の投票で3分の2の得票を獲得出来なかったため、エカテリンブルクとの決戦投票になりました。
決戦投票は、大阪が92票、エカテリンブルクが61票となり、2025年の万博は大阪で開催されることが決まりました。
       
<経緯>
2016年11月、大阪府が、2025日本万国博覧会基本構想を取りまとめ、大阪への博覧会誘致を決定。
   
これを受け、2016年12月、経済産業省は2025年国際博覧会検討会を設置し、開催国に立候補するかどうかの検討を始めた。
      
2017年4月6日、検討会は、「立候補することを期待する」との報告書をとりまとめた。
      
2017年4月11日、2025年国際博覧会の大阪誘致に向け、立候補と開催申請を行うことが閣議了解された。
       
2017年4月24日、パリの博覧会国際事務局(BIE)に立候補表明文書を提出し、正式に立候補。
      
2017年9月25日、博覧会国際事務局(BIE)に、立候補申請書を提出。
      
2018年1月22日、フランス誘致委員会のフロマンタン会長が、万博誘致活動から撤退することを発表。
撤退は、フランス政府が財政上の懸念から、立候補の取り下げを決めたためとみられています。
     
2018年11月23日、BIE総会で、大阪が2025年万博・開催都市に決定しました。
      
*開催に立候補していたのは、大阪、ロシア・エカテリンブルク、アゼルバイジャン・バクーの3都市。
*当初立候補していたパリは、2018年1月、招致活動から撤退しました
ニュースINDEX.2018年11月下旬
★社会・国際
『博覧会』
    ページのトップへ