薩摩硫黄島、レベル2に引き上げ
2018年3月19日、気象庁が、薩摩硫黄島の噴火警戒レベルを2に引き上げました。
薩摩硫黄島は、鹿児島県の薩南諸島北部に位置する火山島。
19日3時頃から振幅の小さな火山性地震が増加し、0時から11時30分までに51回と多い状態が継続しています。
これを受け、気象庁は19日11時45分、火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。
火口から概ね1キロメートルの範囲では、大きな噴石に警戒を。
また、火口の風下側では、降灰、小さな噴石や火山ガスに注意を。
<参考:噴火警戒レベル>
・レベル5(避難)
危険な居住地域からの避難が必要。
・レベル4(避難準備)
警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時要援護者の避難が必要。
・レベル3(入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制。状況に応じて災害時要援護者の避難準備など。
・レベル2(火口周辺規制)
火口周辺への立入規制など。
・レベル1(活火山であることに留意)
状況に応じて火口内への立入規制など。
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