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マイナス金利適用、大きく減少

2018年6月18日、日本銀行が、5月の日銀当座預金残高(速報値)を発表。
       
日銀当座預金残高(5月16日~6月15日の平均残高)は、380兆9830億円。
前年比8.9%の増加となりました。
      
このうち、付利の対象となる当座預金残高は、363兆7500億円。
       
内訳は、プラス金利適用残高が208兆3480億円(57.3%)。
ゼロ金利適用残高が、130兆7740億円(36.0%)。
マイナス金利適用残高は、24兆6280億円(6.8%)。

マイナス金利適用残高は、先月と比べ4兆7420億円減少し、当座預金に占める割合も先月の8.0%から1.2%低下しました。
      
*カッコ内は、当座預金に占める割合
    
【日本銀行当座預金における金利】
2016年1月29日、日本銀行の金融政策決定会合で、マイナス金利付き量的・質的金融緩和の導入を決定。
         
具体的には、日本銀行当座預金を3つの階層の分割し、それぞれの階層に応じてプラス金利、ゼロ金利、マイナス金利を適用します。
2016年2月16日から実施されました。
     
<当座預金の3つの階層>
1、基礎残高…+0.1%を適用(プラス金利適用)。
・各金融機関が積み上げた既往の残高。
         
2、マクロ加算残高…0%を適用(ゼロ金利適用)。
・所要準備額に相当する残高。
・マクロ加算額の基礎残高に、掛目を掛けて算出を加算していきます。
       
3、政策金利残高…-0.1%を適用(マイナス金利適用)。
・当座預金残高のうち、1と2を上回る部分。
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