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中国の鳥インフル感染、止まるも注意

2018年7月23日、外務省が、中国での鳥インフルエンザ(H7N9)について、海外安全情報(スポット情報)を発表。

中国では、2016年12月から鳥インフルエンザ(H7N9)のヒト感染が増加。
国家衛生・計画生育委員会によると、翌年(2017年)8月までの感染例は749例、死亡は288人。
  
2017年9月以降は感染・死亡例が減少しました。
    
外務省は、これまでに多くの感染例が報告されていることから、中国、香港、マカオへ渡航・滞在される方に、引き続き、こまめに手を洗う、生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避けるなど、予防に心がけるよう呼びかけました。
     
<中国の鳥インフル・ヒト感染例>
・2016年12月…感染例106例(死亡20人)
     
・2017年1月…感染例192例(死亡79人)
・2017年2月…感染例160例(死亡61人)
・2017年3月…感染例96例(死亡47人)
・2017年4月…感染例81例(死亡24人)
・2017年5月…感染例72例(死亡37人)
・2017年6月…感染例35例(死亡13人)
・2017年7月…感染例2例(死亡2人)
・2017年8月…感染例5例(死亡5人)
・2017年9月…感染例2例(死亡0人)
・2017年10月…感染例0例(死亡0人)
・2017年11月…感染例1例(死亡1人)
・2017年12月…感染例0例(死亡0人)
       
・2018年1月…感染例1例(死亡0人)
・2018年2月…感染例1例(死亡1人)
・2018年3月…感染例0例(死亡1人)
・2018年4月…感染例0例(死亡0人)
・2018年5月…感染例0例(死亡0人)
・2018年6月…感染例0例(死亡0人)

*香港、マカオを含む
*中国・国家衛生・計画生育委員会発表
     
<鳥インフルエンザA(H7N9)>
■症状
・発熱や咳、息切れなどの症状が見られる。重症の肺炎に発展し、死亡するケースも多い。
ただし、病気の詳細はまだ分かっていません。
     
■感染源
・現時点において感染源は不明。
鳥インフルエンザにかかった鳥の羽や、粉末状になったフンを吸い込んだりして、ウイルスが人体に入ってしまった場合、まれに感染すると考えられています。
    
ヒトからヒトへの持続的な感染は確認されていません。
   
■具体的な予防策
・生きた鳥を扱う、市場や家禽飼育場への立入を避ける。
・死んだ鳥や放し飼いの家禽や、鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
・手洗い、うがいにつとめ、人混みは出来るだけ避け、人混みではマスクを心がける。
   
■発生地域からの帰国時・帰国後の対応
・帰国時に発熱,咳,のどの痛みなどの症状がある場合には,検疫所に申し出る。
  
・帰国後、症状が出た場合には、速やかに最寄りの医療機関を受診し、発生地域に渡航していたことを伝える。
ニュースINDEX.2018年7月下旬
★社会・国際
『中国』
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