口永良部島、警戒レベル3に引き下げ
2018年8月29日10時、気象庁が、口永良部島の噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き下げました。
口永良部島では、8月15日0時頃から火山性地震が増加し、同日、噴火警戒レベルが4(避難準備)に引き上げられました。
その後、16日以降は、西側山麓のやや深い場所を震源とする火山性地震は発生していません。
また、火山ガスの放出量も、18日以降は減少しています。
このことから、29日10時、気象庁は口永良部島に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを4(避難準備)から3(入山規制)に引き下げました。
新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒を。
また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒を。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく風の影響を受ける小さな噴石にも注意を。
*口永良部島は、2015年5月29日に新岳で爆発的噴火が発生し、火砕流が海岸まで到達しました。
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