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原油上昇、1バレル69ドル台

2018年9月18日(現地時間)、ニューヨーク・マーカンタイル取引所のWTI原油先物価格(10月限)は、前日末より0.94ドル上昇、1バレル69.85ドルで取り引きを終えました。

原油価格は、9月13日から1バレル68ドル台での取り引きが続いていましたが、18日は上昇し、1バレル69ドル台となりました。
  
*1バレル…約159リットル
*原油価格は、在庫や産油国による減産の状況、世界情勢(特に中東情勢)などにより乱高下の相場となっています
        
*原油価格はインフレ率と密接な関係にあり、アメリカ当局(FOMC)の金融政策に大きな影響を与えます。このため、原油価格の推移に注目が集まっています
         
【近年の原油取引状況】
原油価格は、2014年秋以降、下落が続き、2015年1月には約6年ぶりに1バレル50ドル割れとなりました。
2015年の8月に入ると1バレル40ドル割れとなり、2015年(12月31日)は1バレル37.04ドルで取り引きを終えました。
 
2016年に入っても下落が続き、1月15日に終値でも1バレル30ドル割れとなりました。
その後は上昇の流れとなり、さらに2016年9月28日、アルジェリアで開催されたOPEC(石油輸出国機構)閣僚会議において、減産で合意し、取り引き価格が上昇。
         
2016年(12月30日)は1バレル53ドル台で取り引きを終えました。
2016年は、1年間で約46%の価格上昇となりました。
        
2017年は、1バレル50ドルを挟んで、大きく価格が動く相場が続きましたが、10月中旬以降は上昇の流れとなり、2017年は1バレル60ドル台で取り引きを終えました。
2017年は、1年間で約15.5%の価格上昇となりました。

2018年に入っても上昇の流れが続き、1月26日には1バレル66ドル台となりましたが、2月に入ると下落傾向に変わり、2月9日には1バレル59ドル台となりました。
     
2月中旬から4月上旬までは、世界情勢や在庫の状況で、60ドル~65ドル台において、乱高下する展開が続きました。
    
4月中旬からは、中東情勢の緊迫化を受け高騰し、5月21日には1バレル72ドル台となりました。
その後は、世界情勢の緊張緩和を受け、下落の流れに変わるも、6月下旬から再び高騰、1バレル74ドルを挟んでの取り引きとなりました。
   
7月中旬から下落の流れになり、8月15日に1バレル65ドル台となりました。
その後は、67ドル~70ドル台での取り引きが続いています。
ニュースINDEX.2018年9月中旬
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