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桜開花予想、福岡は3月27日 2019年の福岡・桜（ソメイヨシノ）開花予想は、平年より4日遅い、3月27日。 福岡の桜は、暖冬の影響により、花芽の休眠打破が11日遅くなる計算です。 一方、3月の気温が高い影響で、休眠打破後の花芽の生長は早くなり、遅れを取り戻す見込み。 福岡の桜開花予想は、平年より4日遅い、3月27日です。 なお、ソメイヨシノの満開は、3月31日頃～4月4日頃の予想です。 ＊第3回目（1月29日）の開花予想。1回目（11月20日）の予想は3月25日、2回目（12月27日）の予想は3月28日。 【計算式：2019年の福岡】 ■計算の前提条件 ・開花までに必要な積算温度は、休眠打破から約360℃（平均気温）…①。 ・休眠打破に必要な低温（8℃以下）時間は、1000時間。 ・積算温度計算の基準日（平年の休眠打破日）を、2月11日とする…② ・気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加すると計算。 逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少すると計算。 ・気象庁（3ヵ月予報）によると、2019年2月の気温はほぼ平年並、3月の気温は高い予想。3月の気温は平年より1℃高いと予測。 ・1月～2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち18時間（平年値）…③ ■2019年の休眠打破 ・2018年11月の福岡の気温は、平年より0.5℃高くなったため、これにより休眠打破の遅れは、 30日×0.5℃×2時間＝30時間…④ ・2018年12月の気温は、平年より1.3℃高くなったため、これにより休眠打破の遅れは、 31日×1.3℃×2時間＝80.6時間…⑤ ・2019年1月の気温は平年より1.3℃高い予測のため、これによる休眠打破の遅れは、 31日×1.3℃×2時間＝80.6時間…⑥ ・2019年2月（基準日の前日まで。2月10日）の気温は平年並予測のため、これによる休眠打破の遅れは無い、 10日×0.0℃×2時間＝0時間…⑦ ・休眠打破が遅くなる時間は（④＋⑤＋⑥＋⑦）、 30時間＋80.6時間＋80.6時間＋0時間＝191.2時間…⑧ ・休眠打破が遅くなる日数は（⑧÷③）、 191.2時間÷18時間＝10.6日 ・2019年の休眠打破は、平年の基準日（②）より11日遅くなり、2月22日。 （計算上は、この日から桜の花芽が生長を始める） ■2月の積算温度 ・2月下旬の気温を平年並（8.1℃）と予測。 2月（2月22日～28日）の積算温度は、8.1℃×7日＝56.7℃…⑨ ■3月に必要な積算温度 ・開花までに必要な積算温度（約360℃）から、2月（⑨）の積算温度を引いたもの。 360℃ー56.7℃＝303.3℃…⑩ ■開花に必要な日数 ・必要な積算温度（⑩）を、3月の気温（平年より1.0℃高い11.4℃）で割ったもの。 303.3℃÷11.4℃＝26.6 ・計算上の福岡の桜開花日は、平年より4日遅い、3月27日。 ＊計算上の予想日で、今後の天候に左右されます ＊満開は開花の約1週間後。なお、満開まで2週間以上掛かる年もあれば、2日で満開になる年もあります ＊満開の期間は約5日 |
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