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口永良部島、噴火警戒レベル3へ引き上げ

2019年10月28日0時15分、気象庁が、口永良部島の噴火警戒レベルを3(入山規制)へ引き上げました。
       
口永良部島は、屋久島の西約12kmに位置する鹿児島県の島。
火山島で、複数の安山岩質の火山が存在します。
   
昨年8月15日に火山性地震が増加、噴火警戒レベルが4(避難準備)へ引き上げられましたが、その後、火山性地震の発生が止まったことから、昨年8月29日に噴火警戒レベルが3(入山規制)へ引き下げられました。
   
今年2月以降は噴火が観測されていないことから、6月12日に噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)へ引き下げられていました。
 
10月27日21時33分、口永良部島の新岳火口付近の浅いところを震源とする、規模の大きな地震が発生しました。
   
これを受け、気象庁は、火山活動が高まったと判断、口永良部島の噴火警戒レベルを3(入山規制)へ引き上げました。
  
新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒を。
向江浜地区から新岳の南西にかけては、火砕流に警戒を。
ニュースINDEX.2019年10月下旬
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