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シリア憲法委員会の活動開始、歓迎

2019年10月31日、外務省は、シリア憲法委員会の活動開始について、外務報道官談話を発表。
  
10月30日(現地時間)、シリア憲法委員会がジュネーブで開催され、同委員会が活動を開始しました。
     
憲法委員会は、シリアの政治的解決に向けて、新憲法を起草するための委員会。
9月23日に、シリア政府と反体制派(シリア交渉委員会)が、国連の仲介の下、憲法委員会の設立に合意し、今回の活動開始となりました。
  
このシリア憲法委員会の活動開始を受けての外務報道官談話。
   
活動開始を歓迎するとともに、ペデルセン国連特使をはじめとする関係者の努力に評価を表わしました。
また、活動開始が、政治プロセスの実質的な進展へつながることに期待を表わしました。
  
■シリア情勢
シリアは、2011年以来、国内各地において、反政府勢力と政府当局との間で、武力衝突が発生。
   
約25万人の死者、約650万人の国内避難民が発生し、周辺諸国に約480万人の難民が流出しました(2016年6月現在、国連発表)。
 
この事態を受け、2016年以降、国連の仲介の下、政治的解決に向けて、シリア政府と反体制派との間で協議が続けられました。
     
2018年1月、シリア国民対話会議において、憲法委員会の設置が合意しました。
憲法委員会は、シリアの政治的解決に向けて、新憲法を起草するための委員会。
    
以降、国連の仲介の下、憲法委員会の設立に向けた交渉が行われました。
2019年9月23日、シリア政府と反体制派(シリア交渉委員会)が、国連の仲介の下、憲法委員会の設立に合意。
      
2019年10月30日、憲法委員会がジュネーブで開催され、同委員会が活動を開始しました。
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