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京都の東山・洛北地区、色づき始め

2019年11月6日、京都の東山や洛北地区で、紅葉が色づき始めました。
     
今年の京都は、10月の気温が平年と比べ2.2℃高く、紅葉の色づきが遅れましたが、東山・洛北地区の早い名所は11月1日頃から色づき始めとなり、遅い名所も11月6日頃から色づき始めました。
 
なお、気温高めの影響で、一部の名所は11月6日現在も青葉のままですが、同日から京都は冷え込んでおり、ここ3日程度ですべての名所が色づき始めとなる見込みです。
 
また、気象庁の1ヵ月予報によると、11月の気温は平年並となる予想のため、今後の色づきは進み、東山・洛北地区は早い名所で11月15日頃から、遅い名所では11月20日頃から見頃を迎える見込みです。
 
京都の山間部(高雄など)は、10月25日から色づき始めとなり、11月6日現在、2分から3分の色づき。
11月10日頃から、見頃となる見込みです。
     
嵐山地区は、11月6日現在も青葉の名所が多数ですが、6日朝の気温が7.4℃(気象庁の観測値)まで下がったため、これで俗に言う「紅葉のスイッチ」が入り、2日、3日後には色づき始めとなる見込みです。
     
*見頃の時期は、気象条件により変わってきます。最新の情報でご確認を
     
■紅葉の気象条件
一般的に、紅葉は、最低気温が8℃以下になると進みます。
さらに、4℃以下となると、急激に色づきが進みます。
         
紅葉には、最低気温が一番大きな影響を及ぼしますが、最高気温や湿度、日照時間なども関係します。
     
■京都の紅葉
・京都の紅葉の中心は「カエデ」です。なかでもイロハカエデが大半です。カエデ以外には桜やイチョウも色づき、見どころとなっています。
   
・平年の京都紅葉(カエデ)は、高雄、大原、貴船などの山間部では11月上旬から中旬に、嵐山、東山、洛北は11月中旬から下旬に見頃を迎えます。
      
・色づきの早い年と遅い年とでは、2週間前後、見頃の時期がズレます。
たとえば、嵐山地区では、早い年は11月15日頃に見頃のピークを迎えますが、遅い年は12月初めにピークとなります。
        
・色づきが始まってからの気温や雨、強風により、比較的長く(10日以上)見頃が続く年と、桜並の短い(5日程度)見頃となる年もあります。
また、秋の気温が高くなったり、長雨が続くと色づきが悪く、赤くならない年もあります。
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