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桜開花予想2020、大阪は3月26日

2020年の大阪・桜(ソメイヨシノ)開花予想は、平年より2日早い、3月26日。
      
大阪の桜は、早い年には3月中旬に開花し、遅い年は4月上旬の開花となります。
       
2020年の大阪の桜は、冬場の気温が高い影響(暖冬)により、花芽の休眠打破が5日遅くなる計算です。
   
気温高めの影響で、休眠打破後の花芽の生長は早くなり、休眠打破の遅れを取り戻す見込み。
大阪の桜開花予想は、平年より2日早い、3月26日です。
        
なお、ソメイヨシノの満開は、4月1日から4月5日頃の予想です。
       
*第1回目の開花予想、11月19日現在

【計算式・2020大阪】
■計算の前提条件
・開花までに必要な積算温度は、休眠打破から約360℃(平均気温)…①。
・休眠打破に必要な低温は、8℃以下の気温が1000時間。
・大阪の最低気温が、8℃以下になるのは11月25日以降(平年)。
       
・2月11日を、積算温度計算の平年の基準日(平年の休眠打破日)とする。
      
・気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加すると計算。
逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少すると計算。
       
・気象庁(寒期予報、3ヵ月予報)によると、12月、2019年1月、2月の気温は平年並か高い予想。
また、2020年の春まで、エルニーニョ現象も、ラニーニャ現象も発生していない平常の状態(60%の確率)が続くと判断しました。
これらの予測から、来年3月までの大阪の気温は平年より高い(2月までは0.5℃高い、3月は1.0℃高い)と予想。
   
・1月~2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち16時間(平年値)ですが、今季は高い(0.5℃高い)予想のため、15時間と予測…②
     
■2020年の休眠打破
・2019年11月(5日)の気温は、平年より0.5℃高い予測(実測値を含む)。これによる休眠打破の遅れは、
5日×0.5℃×2時間=5時間…③
     
・2019年12月の気温は平年より0.5℃高い予想のため、これによる休眠打破の遅れは、
31日×0.5℃×2時間=31時間…④
     
・2020年1月と2月(10日まで)の気温も、平年より0.5℃高い予想のため、これによる休眠打破の遅れは、
(31日+10日)×0.5℃×2時間=41時間…⑤
       
・暖冬による休眠打破の遅れ(③+④+⑤)。
5時間+31時間+41時間=77時間…⑥
    
・暖冬により休眠打破が遅くなる日数は(⑥÷②)、
77時間÷15時間=5.1日
       
・2020年の休眠打破は、平年より5日遅くなり、2月16日。
(計算上は、この日から桜の花芽が生長を始める)
     
■2月の積算温度
・2月の気温を平年より0.5℃高い(6.8℃)と予測。
休眠打破後の2月の日数(16日~29日)は14日(2020年は閏年)
2月の積算温度は、6.8℃×14日=95.2℃…⑦

■3月に必要な積算温度
・開花までに必要な積算温度(約360℃)から、2月(⑦)の積算温度を引いたもの。
360℃ー95.2℃=264.8℃…⑧
        
■3月の開花に必要な日数
・必要な積算温度(⑧)を、3月の気温(平年より1.0℃高い10.4℃)で割ったもの。
264.8℃÷10.4℃=25.4

・計算上の大阪の桜開花日は、平年より2日早い、3月26日。

*計算上の予想日で、今後の天候に左右されます
*満開は開花の約1週間後。なお、満開まで2週間以上掛かる年もあれば、2日で満開になる年もあります
*満開の期間は約5日
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