くにゅーニュース(Qnewニュース)
    ホーム    
新燃岳、噴火警戒レベル1に引き下げ

2019年12月20日、気象庁が、霧島山・新燃岳の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)に引き下げました。
       
新燃岳は、九州南部・霧島山中央部に位置する、標高1421mの活火山。

先月18日に、火口直下を震源とする火山性地震が増加し、火山活動が高まったため、気象庁は火口周辺警報を発表、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げられました。
  
その後、火山性地震は少ない状態が続き、12月12日に実施した現地調査でも、特段の変化は認められませんでした。
       
このことから、気象庁は、12月20日、新燃岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと判断、噴火警戒レベルを2から1(活火山であることに留意)に引き下げました。

■新燃岳:近年の状況
2017年10月11日、6年ぶりに噴火し、火山活動が活発化。
噴火警戒レベルが、3(入山規制)に引き上げられました。
     
2018年3月10日、2回の爆発的噴火が発生、大きな噴石が火口から1800mまで飛散しました。
       
2018年6月28日、火山活動が低下し、噴火警戒レベルが2に引き下げられ、2019年1月18日、噴火警戒レベルが1に引き下げられました。
   
2019年2月25日、火口直下を震源とする火山性地震が増加したことから、噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げました。
    
2019年4月5日、3月2日以降、火山性地震が減少したことを受け、噴火警戒レベルが1に引き下げられました。
    
2019年11月18日、火口直下を震源とする火山性地震が増加したことから、噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げました。
   
2019年12月20日、火山性地震が少なくなったことを受け、噴火警戒レベルが1に引き下げられました。
ニュースINDEX.2019年12月中旬
★気象・国内
『火山』
    ページのトップへ