横手のぼんでん、今年は曇り空の下
2019年2月17日、秋田県横手市で、小正月行事・横手のぼんでんが行われました。
横手のぼんでんは、旭岡山神社に「ぼんでん」を奉納するお祭りで、正式には旭岡山神社・梵天奉納祭。
今年は曇り空の下、豪華なぼんでんが市内を練り歩きました。
【横手のぼんでん】
毎年2月17日、旭岡山神社に「ぼんでん」を奉納する、秋田県横手市の小正月行事。
正式名は、旭岡山神社・梵天奉納祭。
同日10時、豪華絢爛な頭飾りを冠したぼんでんが、横手地域局前おまつり広場に集合します。
その後、旭岡山神社までの3kmを練り歩きます。
300年前(江戸時代)から行われており、「ジョヤサ、ジョヤサ」の掛け声とともに、激しい揉み合いが繰り広げられます。
ぼんてん(梵天)本体は、4mの竿の先に、直径90cmの籠が取り付けられたもので、その籠から、下がりとよばれる色鮮やかな布が下がり、上部には四角の布が被さり、上端には直径15cmほどの太い鉢巻が結ばれています。
本体の上には、その年の干支などをあしらった豪華な頭飾りが乗せられています。
また、前日の2月16日には、頭飾りの出来栄えを競う、ぼんでんコンクールが開催されます。
なお、秋田県では、他地域でもぼんでんまつりが行われています。
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