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しだれ桜が見頃、京都・桜シーズン開幕

2019年3月27日、しだれ桜が見頃を迎え、京都の桜シーズンが始まりました。
 
京都市内には多彩な桜が植栽されていますが、現在ではソメイヨシノがもっとも多く、桜全体の7割以上を占めます。
次に、しだれ桜と紅しだれ桜が多く植栽され、京都を代表する桜となっています。
 
このため、京都の三大桜(しだれ桜、ソメイヨシノ、紅しだれ桜)見頃時期が、一般的に京都の桜シーズンとなっています。
    
また、しだれ桜、ソメイヨシノ、紅しだれ桜の順番に咲き、3月末から4月半ばまで(平年の場合)、桜の見頃時期が続きます。
   
今年の桜は、暖冬の影響により、花芽の休眠打破が遅くなりましたが、春の気温が高い影響で花芽の生長は早く、平年より少し早く開花しています。
 
京都御苑のしだれ桜は3月25日に、三年坂と祇園白川のしだれ桜は、3月27日に見頃となりました。
        
醍醐寺のしだれ桜は、3月28日に見頃を迎える見込みです(3月27日現在、5分咲き)。
しだれ桜の見頃は、4月1日頃まで続く見込みです。

ソメイヨシノは、早い名所では4月1日から、遅い名所では4月3日頃から見頃を迎える見込みです。
見頃は、4月8日頃まで続く見込みです。
       
紅しだれ桜の見頃は、4月6日頃から4月12日頃の予想です。
      
*桜シーズンのピークは、ソメイヨシノが見頃を迎えた時期です。今年は4月3日~8日頃の予想です
*見頃時期は気象条件により変わってきます。京都・桜見頃情報でご確認を
      
【京都の桜・概要】
京都を代表する桜には、しだれ桜、ソメイヨシノ、紅しだれ桜があり、京都の三大桜とも呼ばれています。
また、しだれ桜→ソメイヨシノ→紅しだれ桜の順番に咲きます。
           
平年の場合、しだれ桜は、3月下旬から4月初めに、ソメイヨシノは4月5日から4月10日頃に、紅しだれ桜は4月10日頃から15日頃に見頃を迎えます。
           
平年の桜の季節は、3月25日頃から4月17日頃までの20日間です。
なお、早い年と遅い年では、見頃の時期に20日のずれがあります。
   
*京都・ソメイヨシノの平年開花日は3月28日。一番早い年は3月18日開花。一番遅い年は4月9日開花です
        
■しだれ桜
しだれ桜は、枝が柳のように垂れ下がって生えている桜の総称で、多数の品種があります。
京都では、ソメイヨシノよりも1週間程度早く開花し、白か薄い紅色の花を咲かせる、しだれ桜の総称です。
     
開花時期は、3月下旬から4月初め。
しだれ桜の名所には、京都御苑(近衛の糸桜、出水のしだれ桜)、三年坂、醍醐寺などがあります。
      
■ソメイヨシノ
多数の品種の桜が存在する京都ですが、現在、桜の7割以上をソメイヨシノが占めています。
        
ソメイヨシノの平年の開花は、3月28日。
平年の見頃は、4月5日から4月10日頃。
なお、哲学の道や清水寺などは、これより3日、開花や満開が遅れます。
       
代表的な名所は、祇園白川、哲学の道、高台寺界隈、醍醐寺、清水寺、円山公園、インクライン、岡崎公園、木屋町など。
         
■紅しだれ桜
濃い紅色の、一重または八重咲きの花を咲かせ、ソメイヨシノの後に咲くシダレサクラの総称。
京都で、紅しだれ桜といわれているものの大半は、八重紅しだれ(ヤエベニシダレ)です。
       
平年の見頃は、4月10日頃~15日頃。
紅しだれの名所としては、平安神宮、半木の道、東寺など。
         
なお、紅しだれ桜も、しだれ桜のひとつですが、京都で言われる一般的なしだれ桜と、見頃の時期、花の形や色が違うため、区別されています。
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