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京都、桜シーズンのピーク

2019年4月6日、ソメイヨシノが満開を迎え、京都は桜シーズンのピークを迎えました。
 
京都市内には多彩な桜が植栽されていますが、現在ではソメイヨシノがもっとも多く、桜全体の7割以上を占めます。
このため、ソメイヨシノ満開時が、桜見頃のピークとなります。
    
今年は暖冬の影響により、花芽の休眠打破が遅くなりましたが、春の気温が高い影響で花芽の生長は早く、平年より少し早く開花。
しだれ桜は、3月25日頃から見頃を迎えました。
        
その後、4月1日から4日まで気温の低い状態(2月下旬頃の気温)が続き、桜の開花が止まった形となりました。
   
4月5日からは一転、初夏のような陽気となり、開花が急激に進み、4月6日、京都のソメイヨシノは満開を迎えました。
ソメイヨシノの満開は、4月10日頃まで続く見込みです。
     
なお、紅しだれ桜の開花も急激に進んでおり、6日に平安神宮で見頃を迎えました。
紅しだれ桜の見頃は、4月13日頃まで続く見込みです。
      
*見頃時期は気象条件により変わってきます。京都・桜見頃情報でご確認を
      
【京都の桜】
京都市内には多彩な桜が植栽されていますが、現在ではソメイヨシノが桜全体の7割以上を占めます。
このため、京都もソメイヨシノ満開時が桜のピークとなります。
     
次に、しだれ桜と紅しだれ桜が多く植栽され、この2つも京都を代表する桜となっています。
         
満開は、しだれ桜(平年は3月末から4月初め)、ソメイヨシノ(平年は4月5日~10日頃)、紅しだれ桜(平年は4月10日~15日頃)の順番に迎え、3月末から4月半ばまでの約20日間、京都は桜の季節となります。
           
なお、開花の早い年と遅い年では、見頃の時期に20日のずれがあります。
 
*京都・ソメイヨシノの平年開花日は3月28日。一番早い年は3月18日開花。一番遅い年は4月9日開花です(気象庁の観測値)
        
■しだれ桜
しだれ桜は、枝が柳のように垂れ下がって生えている桜の総称で、多数の品種があります。
京都では、ソメイヨシノよりも1週間程度早く開花し、白か薄い紅色の花を咲かせる、しだれ桜の総称です。
     
開花時期は、3月下旬から4月初め。
しだれ桜の名所には、京都御苑(近衛の糸桜、出水のしだれ桜)、三年坂、醍醐寺などがあります。
      
■ソメイヨシノ
多数の品種の桜が存在する京都ですが、現在、桜の7割以上をソメイヨシノが占めています。
        
ソメイヨシノの平年の開花日は、3月28日。
平年の満開は、4月5日から4月10日。
なお、哲学の道や清水寺などは、これより3日、開花や満開が遅れます。一方、祇園白川や木屋町通は1日か2日早くなります。
       
代表的な名所として、祇園白川、哲学の道、高台寺界隈、醍醐寺、インクライン、岡崎公園、木屋町などがあります。
         
■紅しだれ桜
濃い紅色の、一重または八重咲きの花を咲かせ、ソメイヨシノの後に咲くシダレサクラの総称。
京都で、紅しだれ桜といわれているものの大半は、八重紅しだれ(ヤエベニシダレ)です。
       
平年の見頃は、4月10日頃~15日頃。
紅しだれの名所としては、平安神宮、半木の道などがあります。
         
紅しだれ桜も、しだれ桜のひとつですが、京都で言われる一般的なしだれ桜と、見頃の時期、花の色が違うため、区別されています。
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