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退位・即位関連式典、詳細を発表

2019年4月26日、政府は、4月30日と5月1日に行われる退位・即位関連式典の詳細を発表しました。
   
4月30日に今上天皇が退位され、翌5月1日、皇太子が新天皇に即位されます。
26日、これに伴う式典の概要が、政府から発表されました。
     
4月30日17時から、即位礼正殿の儀が行われ、天皇陛下の御退位を広く国民に明らかにするとともに、天皇陛下が最後に国民の代表に会われる儀式が開催されます。
   
翌5月1日10時30分から、剣璽(けんじ)等承継の儀が行われ、歴代天皇が継承してきた三種の神器(正統たる帝の証し)が、新天皇に渡御されます。
     
その後11時10分から、即位後朝見の儀が行われ、御即位後初めて国民の代表に会われます。
 
なお、5月1日から、元号も現在の平成から、新しい元号「令和」に改元されます。
     
■剣璽等承継の儀
皇室の正統たる帝(天皇)の証しである、三種の神器を継承する儀式。
    
三種の神器は、天照大神が孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に授けた三種類の宝物(日本神話)。
八咫鏡(やたのかがみ)、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、草薙剣(くさなぎのつるぎ)の3つで、日本の歴代天皇が継承してきました。
  
剣璽(けんじ)は、三種の神器のうち、草薙剣と八尺瓊勾玉の2つを指す呼称です。
なお、実物の草薙剣は熱田神宮(名古屋市)に、八咫鏡は伊勢神宮にあり、宮中にあるのは形代(複製)です。
       
*草薙剣の正式名は天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)。天叢雲剣の別名が草薙剣です
ニュースINDEX.2019年4月下旬
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