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平成(へいせい)

日本の元号(げんごう)のひとつ。1989年1月8日から2019年4月30日まで。
    
バブル景気の中、始まった時代ですが、バブル景気は長続きせず、1991年(平成3年)2月に終焉し、その後「失われた25年」と呼ばれる長期の景気低迷期が続いた時代です。
    
また、1995年(平成7年)に阪神大震災が、2011年(平成23年)には東日本大震災が起こり、甚大な被害が発生しました。


   
平成の始まり
   
1989年1月7日、昭和天皇が崩御。即日、皇太子・明仁親王が皇位を継承し、第125代天皇となりました。
    
元号法の規定に基き、元号を改める政令が公布され、翌1月8日、元号が「平成」に改元されました。平成は「国の内外、天地とも和が達される」という意味を持ちます。


   
平成の終わり
  
2016年(平成28年)8月8日、天皇陛下が天皇の象徴としてのお務めについて、おことばを述べられ、生前退位の意向を示されました。

これを受け、天皇陛下の退位を実現するための法案作りが進められ、2017年(平成29年)5月19日、天皇の退位等に関する皇室典範特例法案が閣議決定しました。特例法案は2017年(平成29年)6月2日に衆議院・本会議で可決、6月9日に参議院・本会議でも賛成多数で可決、成立しました。
 
成立した法案では、退位した天皇は上皇、上皇の后は上皇后となります。天皇退位に伴い、国民の祝日である天皇誕生日は、12月23日から2月23日に改められることも決まりました。
   
2017年(平成29年)12月8日の閣議において、天皇陛下の退位が2019年(平成31年)4月30日に決定し、翌5月1日に皇太子が新天皇に即位することとなりました。これにより、平成という元号は2019年4月30日が最後の日となり、翌5月1日に新しい元号・令和へ改元されました。


  
平成時代
   
バブル景気(1986年12月~1991年2月)の中、始まりましたが、バブル景気は長続きせず、1991年(平成3年)2月に終焉。その後、「失われた25年」と呼ばれる長期の景気低迷期が続きました。
  
このため、平成時代の大半が景気低迷期になり、企業倒産、自殺、失業、派遣が大きな問題となりました。景気低迷により結婚を諦めたり、子供を諦めたりした国民も多く、平成時代後半から日本の少子高齢化が大きな問題となっています。
   
また、1995年(平成7年)1月17日に阪神大震災が、2011年(平成23年)3月11日には東日本大震災が発生し、甚大な被害となりました。平成も地震、台風、津波、火山噴火、豪雨など、自然災害が多発した時代となりました。
   
世界的にも、1989年(平成元年)6月4日に天安門事件(中国)、11月9日にベルリンの壁崩壊(ドイツ)、1990年(平成2年)10月3日に東西ドイツが統一、1991年(平成3年)にはソ連が崩壊、2001年(平成13年)にはアメリカで911が発生するなど、激動の時代となりました。
   
*景気低迷は、2013年(平成25年)に日銀が始めた異次元の金融緩和により、緩やかに回復へ向い、2016年(平成28年)から2017年(平成29年)頃に失われた時代が終焉したとみられています。失業率的には2%台となった2017年(平成29年)と見られています。もっとも失業率の改善については団塊世代と呼ばれる人口が多い世代が定年退職したためとの説もあります

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あべのハルカス(平成26年竣工)
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